RTDリーグ2018WHITE DIVISION2回戦の模様です。
1回戦は開幕戦からものすごい打ち合いとなり、大興奮の幕開けとなりました。
続く2回戦は攻撃的な佐々木寿人プロと猿川真寿プロ、頭脳派の勝又健志プロ、デジタル派石橋伸洋プロの対局となりました。
2回戦はどんな展開になったのでしょうか。
RTDリーグWHITE DIVISION2回戦
2016、2017と連続で決勝進出している寿人プロが起家。
昨年の予選では500ポイントを超える得点をを叩き出し、ブラックを佐々木DIVISIONと呼ばれたほどの圧勝でしたが今年はどうでしょうか。
開局早々、石橋がドラ2枚使いの先制リーチ!
2回戦も高打点スタートとなるのか!
猿川が追いついて追っかけリーチ!
この卓も立ち合いから打ち合いとなります。
ここは石橋がしっかりとツモアガり。
2016、2017と振るわない成績だっただけに、2018はぜひとも上位進出をしたいところ。
そのために最高のスタートとなりました。
親番をあっさり流された寿人が先制リーチ!
シャンポンですがどうでしょうか。
またもや猿川、ここが残れば勝ちが確定か!
最高の待ちで追っかけリーチに行きます!
猿川に一度もツモらせることなく、寿人がツモアガリ。
打点こそ安いものの、相変わらずツモ力が凄いです。
親番猿川がここは先制リーチ!
あれ、待ちが先ほどの寿人のリーチと同じ待ち!
このシャンポンを今度は猿川がしっかりツモアガリ。
気が付くと、開幕戦から親がアガるのこれが初めて。
猿川が連荘に成功します。
続く1本場、満貫を石橋が先制リーチ!
猿川の親番を流せるか!
猿川、無筋をぶった切ります。
これも押します。
親番だからとはいえ、躊躇なく押せるところがかっこいい。
石橋の当たり牌だけはしっかり止めて
のトイツ落とし。
さすがですね!
切れなかったドラを引き入れ、いつの間にかイーシャンテン。
ダブトンすらトイツ落としでいきます。
そして…
最高の形でサンメンチャンテンパイ!
というかと
のトイツを落としてこのテンパイは素晴らしい!
しかしここは二人テンパイで流局。
猿川勝っちゃうんじゃないかっていう展開でしたけどね。
続く2本場は勝又がピンフをテンパイして先制リーチ!
この人も行くところはしっかり行きます。
四暗刻イーシャンテンだった石橋が掴み、放銃。
裏を1枚乗せて3900は4500と供託付き。
東4局は寿人が1000点をアガリ南入。
恐い寿人の親番を流そうと仕掛ける石橋。
配牌からドラのが石橋以外の3人に1枚ずつ入り、石橋だけが自由に打てるという状況でした。
親の寿人がラス1のドラを重ね、一気に高打点へ。
テンパイしてそのままリーチ!
ダントツのリーチ成功率を誇る寿人プロ、ここはやはり…
一発でツモアガリ!
一気にトップに躍り出ます!
やはり寿人は強い!
昨年の予選の独走状態になってしまうのか!
イケイケの寿人はこんな形でも即リーチに出ます!
さすが攻めダルマ!
しかしさすがにツモれず流局。
猿川もギリギリまで粘りますがギブアップでした。
続く2本場は猿川が1300は1900を寿人から出アガリ。
勝又がサンメンチャンで先制リーチ。
これは勝つでしょう!
安目ですがツモアガリ、裏を1枚乗せます。
なかなか点棒を伸ばせない猿川は親番でリーチ!
リャンメンには受けずに打点アップを目指してシャンポンでリーチ。
安目をツモアガって2000オール。
連荘に成功します。
続く1本場、親なので、この形のチートイツでも即リーチ!
しかし山にはありません。
勝又が追っかけ!
待ちは5枚!
猿川的にはこれはさすがに寒いです。
先制の猿川が掴み、放銃。
裏は乗らずですが、少し痛い失点です。
そしてオーラス。
寿人に迫る勝又が親番。
7巡目に5800テンパイをし、ここはヤミテンを選択します。
確実に点棒を増やすという判断をします。
しっかりとツモ!
2600で一気に逆転します!
麻雀IQ220の威力が発揮されました。
オーラス1本場、猿川がドラ暗刻でテンパイ。
とりあえずヤミテン。
そこへ寿人がリーチ!
ドラ切りですがサンメンチャン。
最後は…
満貫テンパイの猿川が掴み、放銃。
裏は乗らず2000は2300で終了。
2回戦は勝又がトップ!
攻守のバランスが最高でしたね。
『攻撃的な打ち手が多いので、先制できるところはする、先制してもらう時はしてもらうと戦い方を柔軟にする』と勝又。
攻撃的な打ち手の中でバランス重視で勝ち上がってほしいです。
1・2回戦が終わったホワイト。
前回覇者の平賀は8位、石橋が7位となっております。
まだまだ初日なのでどうなるか分かりませんね。
待った甲斐があって本当に興奮しました。
最高峰の技が随所に出た初日でしたね。
やっぱRTDリーグに参加するプロは本当にすごい。
今後もしっかり見たいと思います。