RTDリーグ2018ブラック32回戦の模様をお伝えします。
結論から言うと、小林プロマジで強すぎ!
仕掛けがうまい、メンゼンで高打点も作る、守備も鉄壁。
正に最強の打ち筋です。
RTDリーグ2018ブラックもこれまでダントツ首位をキープしていて、勝負は32回戦となりました。
対局メンバーは、村上淳プロ、小林剛プロ、白鳥翔プロ、萩原聖人の4名。
開局早々ぶつかり合う展開となります。
まずは萩原が先制リーチ!
そこへ現在2位の白鳥がぶつけに行きます!
親の村上がチートイツのイーシャンテンから萩原への放銃となります。
まずは萩原の5200からスタートしました。
続く東2局も、萩原がサンメンチャンで気持ちよく先制リーチ!
先ほど放銃となった村上がメンタンピンで再度勝負を挑みます。
いい形なだけに勝ちたい!
前巡からチートイドラドラをテンパイしていた親のコバゴーが、追っかけリーチにいきます!
さすがにサンメンチャンが強いですね!
萩原がツモって2局連続アガり!
リー棒も2本入って上々の立ち上がりとなります。
東3局、浮かせていた自風の
がくっついてリーチに出るコバゴー。
いいカンチャンを入れて追っかけるリーチ超人。
ここまでいい感じのテンパイが入ってリーチまでいきますが、アガりにつながらない苦しい展開のリーチ超人。
やはりここも当たり牌を掴んでしまいます。
打点こそ低いものの、手痛い放銃となるリーチ超人。
ドラ暗刻のタンヤオテンパイでここはヤミテン。
今日のコバゴーはメンゼンでよく仕上がります。
白鳥も小三元で応戦しますが、最終的にオリ。
ヤミテンで押し通して流局。
ここはひとりテンパイとなり、まあいいでしょう。
南入となります。
南1局、コバゴーがカンチャンでリーチ!
これがすごかった。
コバゴーの待ち牌
はここに暗刻。
そしてイーシャンテンとなる萩原。
強すぎ!
ラス牌を一発でツモって満貫!
南入して一気にエンジン全開のロボット、コバゴー!
今日はリーチが本当によく決まります。
南2局、コバゴーが親番。
ここも先制リーチを打つことに成功し…
打点こそ安いが着実に点棒を増やします。
続く1本場、手役派萩原が高目三色でリーチ!
ここもメンゼンをキープし、メンホンチートイのテンパイとなるコバゴー。
今日は鳴かないんですね。
しかし、次巡危険牌を掴んでここは冷静にオリ。
この判断力も本当に素晴らしい。
この判断力こそがコバゴーの守備力の高さなのでしょう。
萩原もこれはアガれず流局となりました。
ここまでくれば後は局を進めるのみ。
ここは積極的に仕掛けます。
そんな中、親の白鳥からリーチが入ります。
コバゴーはどういう選択をするのか。
ドラが雀頭となり、こいつを仕掛けてテンパイを取ります。
親のリーチに対してもう一つ押します。
ここは勝負どころと踏んだのでしょう。
これを萩原から討ち取って3900は4500とリー棒付き。
今回は勝負どころと踏んでしっかりと勝負に出て、更なる加点に成功しました。
オーラスとなり、ラス親の萩原がテンパイ連荘をして2本場となります。
こいつをツモれば2着浮上の白鳥、チートイドラドラでリーチ!
親の萩原もテンパイ!
三暗刻で片アガりの状態ですが、四暗刻変化もある楽しみな手。
するとリーチ超人がツモり四暗刻をテンパイして追っかけ!
一撃逆転となるか!
暗カンした
がモロ乗り!
しっかりと暗カンした牌を見て、ドラ4を確認します。
オーラスでこんな展開になるなんて、すごい局!
しかしここは流局となり、コバゴーひとりノーテンとなります。
最後はあっけなくコバゴーがヤミテンでピンフをアガって終了。
最後逃げ切った小林プロがトップ!
仕掛けを多用する小林プロですが、この半荘はメンゼンでのアガりが光る半荘となりました。
本当に何でもできますねこの人は!
気づけばポイントも400を超えてダントツ状態となりました。
まじで強いですね。
攻撃力、そして守備力、押し引きの判断、どれをとっても最強です。
今年の優勝は小林プロでしょうか、そう思わせる半荘でした。