小林剛プロの優勝で幕を閉じたRTDリーグ2018ですが、その表彰式で衝撃の発表が!
なんと、今期でRTDリーグが終了することになりました。
理由は、麻雀界で初の試みであるMリーグ発足に伴ってということです。
最高峰のリーグ戦は、Mリーグひとつでやっていくという決定なのでしょう。
そして、RTDリーグは、MリーグのオフシーズンにRTDトーナメントとして生まれ変わり、実施されるようです。
Mリーグは3月までなので、そのあとの開催になるようですね。
詳細についてはこれから発表されるので、発表を心待ちにしましょう。
そんなRTDリーグの3年間を振り返ってみましょう。
2016年
RTDマンスリーリーグとして2016年に初開催。
BLACK DIVISION順位。
一流プロに混じって、アマチュアの藤田社長が首位で予選通過。
2015年に、逆転国士無双を決めて第32期十段位を獲得した柴田吉和プロも参戦していました。
WHITE DIVISION順位。
瀬戸熊直樹プロが独走で予選通過。
藤田社長はこちらでは予選敗退してます。
2016決勝結果。
多井隆晴プロが決勝戦でなんと6連勝!
ダントツで初代RTDチャンピオンに輝きました。
圧倒的な強さ。
さすが最速最強。
2017年
メンバーを入れ替え、最高位戦日本プロ麻雀協会の平賀聡彦プロ、日本プロ麻雀連盟の内川幸太郎プロ、猿川真寿プロが参戦。
佐々木寿人プロが圧倒的な強さで2年連続予選通過。
猿川プロも初参戦で準決勝進出し、逆転の猿川という言葉も生まれました。
滝沢和典プロが2年連続の予選最下位という厳しい結果となりました。
小林剛プロが首位通過。
藤田社長は両ディビジョンで予選敗退。
初参戦の内川プロは悔しい予選最下位という結果に。
初出場の平賀プロが、常にギリギリのところで勝って決勝へ進出。
決勝では大爆発し、堂々の優勝。
無冠の侍が、初めてビッグタイトルを獲得した瞬間でした。
寿人プロは2年連続決勝進出も、優勝はならず。
2018年
2018年より、藤田社長が出場辞退。
仕事をしながら一流プロと闘うのは厳しいという理由でした。
2018は女流プロで初めて連盟の和久津晶プロが参戦し、芸能界から萩原聖人プロ(当時はアマチュア)が、そして協会の若きホープ、松本吉弘プロが参戦。
そして2018では降級システムが導入され、予選最下位は来期出場停止、7位は入れ替え戦という厳しい条件が付くことになりました。
小林プロが歴代最高得点を叩き出して首位で予選通過。
内川プロと猿川プロがそれぞれダントツ最下位から這い上がって予選通過を決めました。
村上淳プロと和久津プロが最下位となって出場停止、初代チャンピオンの多井プロと2017チャンピオン平賀プロが入れ替え戦にまわるという波乱が起きました。
優勝は小林プロ。
決勝初日を首位で終えた内川プロが最終日まさかの3連続ラス。
最終戦は小林プロとの激闘で、一旦は逆転優勝の条件をクリアしましたが、最後一歩及ばず。
RTDリーグはMリーグよりも更にガチな感じがあって、雰囲気もかっこ良くてすごい好きだったので若干残念な気持ちです。
麻雀対局の露出がここまで増えたのも、RTDリーグのおかげでしょう。
しかし、麻雀界の更なる発展のためには、Mリーグのように年俸がもらえて、大企業が参加する形式のほうが麻雀プロにとっても夢があるし、新しい麻雀ファンも獲得できるでしょう。
今後トーナメントとしてどんな風に生まれ変わるのか、注目です!