大和証券Mリーグ2018も、レギュラーシーズンが終了し、ファイナルシリーズ進出の4チームが決定しました!
2018年10月1日に開幕し、7チームが4ヶ月以上かけて1チーム80戦を行い、上位4チームがファイナルシリーズ進出。
トッププロらしい白熱した試合が繰り広げられました。
一発・裏・赤ドラがあるため、これまでのプロ対局に比べて高打点が飛び交い、多くの麻雀ファンが熱狂しました。
ファイナルシリーズ進出を果たした4チームを紹介します。
首位通過・EX風林火山
EX風林火山(株式会社テレビ朝日)
全員日本プロ麻雀連盟所属の人気プロ雀士。
守備型のイメージが強いチームでしたが、ここぞという場面での攻撃力を発揮してポイントを稼ぎまくり、11月以降は4位以下に落ちることがなく、常に首位争いを続けました。
一時は400ポイント越えでダントツ、そのまま安定感を保ったまま首位通過。
メンバーはこちらの3名。
滝沢和典プロ 個人成績2位 +314.8P
ここ数年絶不調に陥り、RTDリーグでの大敗や自団体リーグ戦での降級等、苦しんでいましたが、まさかのMリーグドラフト指名!
チームの開幕戦である10月2日、親でまさかの少牌をやらかしてしまい、ラススタートとなるも、大三元をアガるなど話題を作り、個人ランキングも2位でレギュラーシーズンを終えました!
そしてラス回避率のタイトルを獲得。
大舞台で完全復活を見せ、顔もイケメンのためMリーガーの中でも人気の高い選手。
ファイナルでも持ち前の安定感でチームの優勝のために活躍するでしょう。
勝又健志 個人成績11位 +15.9P
麻雀IQ220の実力を存分に見せ、安定感ある成績を残しました。
麻雀の実力はもちろんですが、解説の上手さにも定評があり、Mリーグを盛り上げました。
理論的な解説かつ分かりやすい、そして丁寧な言葉遣い。
雀力と解説の実力を両方兼ね備えた選手です。
ファイナルでは持ち前の守備力と攻撃力を見せてくれるでしょう。
二階堂亜樹 個人成績12位 -49.0P
ドラフト1位指名を受けた二階堂亜樹プロ。
守備型の打ち筋でラス回避率が高く、タイトルを狙える位置にいましたが惜しくも及ばず。
チーム唯一のマイナスでしたが、ファイナルシリーズではその力を発揮してくれるでしょう!
2位通過・渋谷アベマズ
渋谷アベマズ(株式会社サイバーエージェント)
40代・30代・20代のエース級が集結したアベマズ。
監督はチェアマンの藤田晋社長。
チームとしては序盤ダントツ首位をひた走るも、中盤大ブレーキで一時はマイナス200オーバーの6位まで落ちました。
しかし終盤猛烈な追い上げを見せ、気づけば2位でファイナル進出を決めました。
チームの団結力も高く、優勝候補です。
そんなアベマズのメンバー紹介。
多井隆晴 個人成績1位 +476.3
一時チームが絶不調に陥り、パブリックビューイングでは涙を見せたチームリーダー多井隆晴プロ。
後半怒涛の追い上げを見せ、最終戦で2着となり、脅威の11連対!
個人スコアのタイトルを獲得し、2位通過の原動力となりました。
リーダーとしてチームの危機も精神的支柱となったカリスマMリーガー。
ファイナルでは何連続連対を記録するのか、楽しみです!
松本吉弘 個人成績10位 +22.1P
最年少Mリーガーとして大活躍。
持ち前の若さで力強いリーチや鳴きを見せ、プラスのポイントでレギュラーシーズンを終えました。
国士無双への放銃もありましたが、そこから大きく崩れることなく最後まで闘い切ったり、チームの危機に力強いトップで勢いを付けた松本プロ。
最年少でも臆することなくファイナルを闘い切ってくれるでしょう。
白鳥翔 個人成績21位 -313.8P
実力はエース級ですが、Mリーグでは厳しい結果になりました。
個人スコアでまさかの最下位に。
勝負所でとことん負けるイメージがありました。
RTDリーグでも大活躍し、自団体のリーグ戦でも好成績を残していたのでかなり意外な結果でした。
ファイナルではレギュラーシーズンのうっぷんを晴らす大活躍が期待されます!
3位通過・コナミ麻雀格闘倶楽部
コナミ麻雀格闘倶楽部(株式会社コナミアミューズメント)
超攻撃型が揃うチーム。
攻撃重視のため放銃が多く、序盤は大きくマイナスしてしまいました。
ずっと最下位に沈み、一時はマイナス400近くまで行きましたが、中盤以降あり得ないくらいの追い上げを見せ、気が付けば3位でファイナル進出。
見事な追い上げでした。
個人的に一番麻雀が面白いし、華があるチーム。
ぜひとも優勝してほしい!
ではメンバー紹介です。
佐々木寿人 個人成績3位 +228.3P
序盤から放銃が続き、一時は個人成績最下位に沈んだこの男。
しかし、Mリーグ初役満・国士無双を決めて以降持ち前の攻撃力を発揮していつの間にか個人3位でレギュラーシーズンを終えました。
不調時でも顔色一つ変えることがない強靭なメンタルの持ち主。
そのメンタルの強さは、数々の修羅場を潜り抜けて得た自信からくるのでしょう。
無スジを安牌のようにぶった切り、アガりをモノにするかと思いきや、自身の手が育たないと判断したの守備力は天下一品で、この人こそ最強雀士です。
Mリーグではファイナル進出に大きく貢献し、チームの約半分の試合に出場しました。
Mリーグ最高得点81700点、最高連勝4連勝を決めました。
ファイナルでも大暴れし、優勝してほしい!
前原雄大 個人成績8位 +84.8P
しっかりアガってしっかり放銃というのがモットーの最年長Mリーガー。
愚形リーチで競り勝つ力強さは健在で、序盤の不調はあったものの結局プラスを叩き出しました。
チームの精神的支柱で、自身の経験則に裏打ちされた打牌は見事です。
ここぞという時の攻撃力で、チームを優勝に導きます!
高宮まり 個人成績19位 -273.9P
後半ほとんど出番がなく、トップはわずか1回。
若干寂しい成績でレギュラーシーズンを終えました。
ファイナルではレギュラーシーズンのうっぷんを晴らせるといいですね。
4位通過・赤坂ドリブンズ
赤坂ドリブンズ(株式会社博報堂DYメディアパートナーズ)
4位通過はドリブンズ。
中盤まで調子が良く、常に首位争いをしていましたが、後半失速。
なんとかファイナル進出となりました。
実力派の3名が揃うドリブンズは、小技や大物手を随所に決める闘い方が特徴。
その闘い方がハマれば、こちらも優勝候補です。
メンバー紹介です。
園田賢 個人成績6位 +123.2P
自分のチームの会社に所属するサラリーマン兼Mリーガー。
普段は仕事があるため、第2試合から登場することが多いですが、たまに有休を使って第1試合から登場するめっちゃ忙しい人。
ずっと個人首位を走っていましたが、終盤失速。
滝沢プロに打った大三元が致命傷でした。
しかし、随所に出るトリッキーな鳴きやアガりで数々のチャンス手を潰し、常に期待値の高い打牌を繰り返すデジタル雀士です。
ファイナルでは、シーズン後半の失速を取り返すために気合が入ります!
鈴木たろう 個人成績9位 +30.1P
ゼウスの選択と言われるたろうプロですが、数々のゼウスの選択を繰り広げてきました。
簡単にはオリないその打ち筋は、なかなか真似できません。
たろうプロしかアガれないというアガりを何度も見てきました。
前半不調でマイナスを増やしてしまいましたが最終的にプラスに持ってくるところがさすがですね。
ファイナルでのゼウスの選択に注目です!
村上淳 個人成績16位 -162.0P
RTDリーグ2018以降、なかなか本来の力が出せていない印象の村上プロ。
Mリーグでも苦しみ、個人16位という結果に。
元気な発声で放たれるリーチがあまり決まらず、苦しい場面が多かったですね。
リーチ超人のリーチがファイナルでは決まってくれるでしょうか!
期待しましょう。
ファイナルシリーズ日程
最終日の最終戦終了後、ファイナルシリーズ日程が発表されました。
1日3戦で8日間行われます。
初戦は3月2日(土)15:00から、Abema TVで生放送されます!
土日休みの方は必ず、仕事の方は休んで見届けましょう!