大和証券Mリーグ2018もいよいよ終盤戦。
ファイナル進出争いが熾烈になってきました。
特に最下位に沈むセガサミーフェニックスは、ラスを引いてしまうとかなり厳しいポイント差となってしまいます。
そんなセガサミーフェニックスは魚谷侑未選手が連投。
試合ごとに激しく順位の変動があり、他チームとのポイント差も意識しなければならない厳しい闘い。
ボーダー争いをするパイレーツとアベマズに少しでも近づきたい。
では、さっそく見ていきましょう。
※以下敬称略
第1試合 頼りになるアベマズリーダー多井が魅せた!
試合は起家多井が石橋へ3900放銃でスタート。
インフルエンザから復活した多井でしたが、病み上がりの放銃となり、チーム事情のように厳しい展開が予想されます。
村上とのリーチ合戦も、村上に軍配。
しかし!
東4局、多井の跳満が炸裂!
ハイテイでツモって気持ちよくトップに立ちます!
村上の先制リーチに対して追っかけ、今度は多井がツモって2000オール!
からの!
リーチ・ツモ・赤・ウラ3!
6000オールで勝負あり!
最下位に沈むフェニックスの魚谷も、ここまでいいところなしの苦しい展開。
勝負の南場の親番も石橋の満貫ツモをかぶってしまい、なにもできずにラスとなってしまいます。
700点差でラスになる魚谷。
フェニックスはかなり追い詰められました。
アベマズは頼りになるリーダーが大トップで、ファイナル進出に向け好発進!
第2試合 魚谷侑未が涙のトップ!
第2試合は、またまた起家となった多井が第1試合の勢いそのままに2000オールツモからスタート。
魚谷が多井に5800は6400を放銃してしまいます。
またもや魚谷が厳しい展開となることが予想されましたが…
メンタンピン一発ツモ赤赤!
裏ドラをめくると…
ウラ3!
10翻で倍満ツモとなりました!
これが浮上のきっかけとなるか!
親番の魚谷がハイテイでツモって4000オール!
一気に40000点オーバーとなります。
その後、小林の満貫ツモをかぶってしまい、点差がつまります。
小林がまたもや満貫ツモとなり、一気に分からなくなります。
魚谷としては何とかトップが欲しい場面。
点差とつめられる小林の先制リーチに対し、勝負の追っかけリーチに出る魚谷。
これを下家に座る小林が一発で掴み、勝負あり!
魚谷がトップ!
第1試合はラスでしたが、何とか第2試合はトップで終了しました。
試合後のインタビューで涙を流す魚谷選手。
第1試合でラスを引いた後に、チームメイトの近藤誠一選手からやさしい言葉をかけてもらい、泣いてしまったとのこと。
苦しい中でもトップを取った魚谷選手、見事でした。
まだまだ勝負は分かりません。