開幕から連日の熱闘が続く大和証券Mリーグ2018。
1日休みを置いて、開幕3日目の対戦が行われました。
3日目の主役は、渋谷アベマズ!
2日目初登場でリーダー多井隆晴選手がトップを取り、チームランキング3位と好スタートを切ったアベマズですが、3日目は30代と20代の次世代を背負うエースが躍動しました。
※以下敬称略
第1試合 白鳥翔がゴジラ前原雄大に燃やされる?
第1試合は起家からパイレーツ朝倉、麻雀格闘倶楽部前原、風林火山亜樹、アベマズ白鳥の4名。
初登場となったのは朝倉、前原、白鳥。
チームメイトの寿人が前原応援のツイートをしていました。
白鳥がゴジラの火で燃えて、そしてフライアウェイだそうです。
そんな中始まった東1局、親の朝倉ひとりテンパイで1本場へ。
その1本場、親の先制リーチということもあり全員がオリに回り、このペンをしっかりとツモって裏を1枚乗せ、4000は4100オールで朝倉が好スタート。
しかしゴジラがさっそく火を噴きます。
を暗カンして先制リーチを打つ亜樹。
比較的高そうな亜樹のリーチに対して危険牌をバンバンいく白鳥がタンヤオ・三色・赤でテンパイ。
その押しっぷりから、周りからしてみればこちらも高そうな気配。
その状況でテンパイした前原。
この愚形、役なしをまさかのリーチ!
さすがチームがらくた!
Mリーグという大舞台でも自身のスタイルを変えることはありません!
解説の瀬戸熊プロも、「良い子のみんなはマネしないで」と言っています。
しかし、瀬戸熊プロが「こういう所で勝つのを何度も見ている」と言った矢先に…
一発でツモっちゃいます!
ラスト1枚をあっさりとツモ!
しかも裏ドラも乗って2000・4000は2200・4200!
これはすごいアガリです!
最年長ゴジラがこのまま突っ走るかと思われましたが、金髪白鳥がそうはさせません。
まずはホンイツでタンキ待ちをツモアガって満貫とする白鳥。
白鳥の親番、ゴジラの先制リーチに追っかけ、4000オールをツモアガります。
またもや前原のリーチに対してドラ2枚使いで仕掛け、前原から直撃で5800。
ゴジラの火に勇敢に立ち向かい、得点を重ねます。
南入し、逃げ切り態勢の白鳥。
をポンして1000点のテンパイも…
赤入り麻雀では簡単に打点がアップします。
朝倉から出アガリ3900。
オーラス。
現状ラスの亜樹が高目イッツーのピンフドラドラテンパイ。
どこから出ても3着浮上のためここはヤミテン。
すると2着の朝倉がこちらも高目三色でリーチを打ってきます。
リーチ棒が出れば、朝倉から直撃で2着へ浮上するため、ツモ切りリーチに出る亜樹。
勝負局です!
ドラ1枚と赤2枚を持つ前原も追いつき、勝負の3軒リーチ!
結末は!?
最後は前原が朝倉へ5200を放銃し、終了。
この放銃で前原がラスへ転落。
裏ドラが乗らなければギリギリ3着でしたが、それはしょうがないでしょう。
終わってみれば白鳥がそのままトップ。
ゴジラ前原の攻撃をことごとく跳ね返し、力強くトップを取りました。
アベマズはリーダー多井に続いて2連勝に成功。
アベマズが暫定首位に浮上します!
第2試合 白鳥に続け!最年少Mリーガーが躍動する!
第2試合は、起家からパイレーツ小林、アベマズ松本、風林火山亜樹、麻雀格闘倶楽部寿人の4名。
白鳥のトップに続いてトップを取りたい松本!
チーム3連勝なるか!?
幸先よく先制リーチの松本。
がスジひっかけの形となっており、満貫テンパイの寿人からこれを討ち取る松本。
今日は出来がいい!
しかし寿人がすぐさま満貫を取り戻します。
このあたりはさすがですね。
満貫を打っても、自分もアガり返せばいいのです。
それが寿人スタイル。
しかしこの試合はまず亜樹高打点を見せます。
自身の親番で4000オールをツモ。
攻める松本のリーチをかいくぐり、追っかけリーチを打ち、一発でここをツモ!
6000は6100オールで突き抜ける亜樹!
この時点で亜樹の平均打点は13000点を超えています!
しかし今日は松本デー。
小林のリーチを2000点でかわすと…
この2000オールを一発持ってきて亜樹を追撃。
カンチャンもあっさりとツモ!
裏ドラも乗って4000は4100オール!
テンパイ連荘後、亜樹の先制リーチが入ります。
松本も最高のテンパイを入れてリーチ!
このリーチ一発目の寿人の手牌。
国士イーシャンテン!
ここから松本のロン牌がこぼれ落ちます。
12000は12900のアガリでトップへ!
アベマズ強いぞ!
小林もすごかったです。
亜樹の先制リーチに対して、このテンパイ。
を切れば三色確定となりますが、アガリ安さを優先して冷静に
切りのリーチに出ます。
これが一発で亜樹から出て跳満!
小林もこのMリーグでは打点高いですね。
最後は松本が三暗刻のヤミテンを寿人からアガって終了。
松本がトップでアベマズ3連勝!
亜樹はなんとか踏みとどまって2着。
寿人が箱下で苦しいラス。
前原に続いて連敗となってしまいました。
3日目を終えた順位表。
渋谷アベマズが唯一の3桁ポイントで首位。
これはこの後の闘いが少し楽になりそうですね。
しかしウマが大きく、しかも赤ドラがある麻雀のため、すぐにひっくり返ることもあるでしょう。
麻雀格闘倶楽部が苦しい連続ラスで現在最下位。
前評判の守備力のなさが出てしまっていますが、攻撃力はハンパないはずなのでまだまだわかりません。
頑張れ麻雀格闘倶楽部!