大和証券Mリーグ2018の開幕2日目を迎えました。
2日目は、開幕から連戦のドリブンズと、初登場となった渋谷アベマズ、EX風林火山、コナミ麻雀格闘倶楽部の対戦。
これで全チームが登場することとなりました。
2日目注目の第1試合は、EX風林火山の滝沢和典選手とコナミ麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人選手のライバル対決。
同じ日本プロ麻雀連盟に所属し、これまで若手の有望株として、常に映像対局において人気を引っ張ってきたふたり。
年齢も近く、連盟のライバルとして比較され、好勝負を繰り広げてきました。
近年は、寿人選手がRTDリーグでの活躍もあってその実力と人気を不動のものにしていく中、滝沢選手は絶不調。
RTDリーグで2年連続負けを経験し、2018からは出場選手から外れてしまいました。
しかし、いずれも初代Mリーガーに選出され、大舞台でのライバル対決が見れることになりました!
Mリーグ開幕前の寿人選手のコメント。
やはり近年の滝沢選手の不調に触れています。
大スランプに陥った滝沢選手のコメント。
やはり指名されるわけがないと考えていたようですね。
しかし、全盛期の強さが少しずつ戻ってきてるみたい。
注目の第1戦が始まります。
※以下敬称略
開幕2日目第1試合!連盟ライバル対決に注目!
起家から格闘倶楽部寿人、風林火山滝沢、アベマズ松本、ドリブンズ村上の4名。
ドリブンズは開幕で園田がトップ、たろうが2着の好スタートを切り、村上も続きたい。
東1局は村上が1300で流し、東2局。
親番の滝沢がやらかしてしまいます。
今回は自動配牌であり、13枚が自動的に配られます。
つまり、親はまず1枚ツモってから切るのですが、親の滝沢がツモらずにを切ってしまい、河に置いた直後に手牌に戻しました。
完全にが河についているので、この打牌は有効。
つまり、少牌のアガリ放棄となります。
親の滝沢にとっては激痛!
初出場で緊張もあったのでしょうか。
でもミスはしょうがないですね、気持ちを切り替えて全力でオリるしかありません。
結果は松本がツモアガって500・1000。
滝沢としてはなんとか1000点の失点で親を流すことに成功。
ひとりノーテンで3000点支払うより安くてとりあえず一安心。
東場は比較的静かな展開で南入。
少牌アガリ放棄をやらかしてしまった滝沢に、超チャンス手!
第一ツモで完全に大三元狙える感じになっています!
まずは
を仕掛けて、あとは
を重ねたい!
引いた!
松本が2巡目にを切っており、これは当然スルーのため、現段階で大三元への警戒はありません。
これは誰も止まりませんよ!
松本が
をツモ切り、これをポンして大三元テンパイ!
山に1枚います!
そして松本がリーチ!
松本のアガり牌は山になし。
これはふたりでの引き合いになりそうですね。
しかし、赤2枚とドラ3枚でテンパイした村上が松本へ放銃!
松本がなんとかかわしました!
2日目にして初役満が出るかと思ってドキドキしました!
ここまで傍観してた寿人がドラ暗刻のリーチでツモ、ウラを1枚乗せて3000・6000で一気にトップ目へ。
この局面でのリーチ成功率の高さはさすがです。
このまま寿人がトップかと思いましたが、オーラスにドラマが…
ドラ雀頭で赤1枚の村上のリーチに対し、アガって決着をつけるべく勝負に出たトップ目の寿人が痛恨の放銃。
直撃でトップ逆転!
ドリブンズ強い!
寿人はギリギリ2着となり、3着にアベマズ松本、手痛いラスは滝沢。
少牌と役満テンパイでかなり話題を作った滝沢でしたが、初戦は厳しいスタートとなりました。
頑張れタッキー!
トップ、2着、トップと好調のドリブンズが暫定首位に立ちました!
第2試合 アベマズチームリーダー多井が大活躍!
第2試合は起家から風林火山勝又、アベマズ多井、麻雀格闘倶楽部寿人(連投)、ドリブンズ園田。
まずは多井が赤3枚使いのピンフをあっさりツモって3000・6000スタート。
気持ちいい!
超気持ちいい感じで親番となった多井は、園田の先制リーチを受けますが、捨て牌から園田はカンチャン待ちと読み、勝算ありとして追っかけ。
この読みが大正解。
園田は本当にカンチャン待ち、そして多井が2600オールをツモります。
続く1本場も4000は4100オールをツモって独走状態!
さすがカリスマ多井!
頼れるチームリーダー!
勝又が4000オールで反撃開始の予感がしましたが…
ここも読みが大正解。
が河に2枚切れており、自分で1枚使っているため、
は誰かが固めて持っていなければ使いづらい牌と判断。
読み通り、園田のリーチ宣言牌を討ち取ります。
そのまま多井が逃げ切ってトップ!
最速最強が貫録を見せつけました。
2日目を終えたチームランキング。
最後ラスを引いたドリブンズが2位へ後退。
試合のなかったパイレーツが現在首位となります。
まだまだ始まったばっかりのMリーグ、超楽しいですね!
次回も期待しましょう。