麻雀界の歴史を変えるMリーグがついに開幕を迎えました。
大手証券会社の大和証券が2018から2020の3シーズン、レギュラーシーズンスポンサーとして決定し、大和証券Mリーグ2018としてスタート。
麻雀の試合がこれだけ大きなスケールになったこと自体信じられないですが、現実になっています。
多くの麻雀ファンが注目する中、開幕戦がスタートしました。
Mリーグは出場7チーム、各チーム全80半荘を戦います。
上位4チームがファイナルシリーズへ進出。
そして優勝が決まります。
川淵最高顧問が開幕宣言をし、いよいよMリーグが開幕しました。
まずはMリーグルール説明
80半荘のうち、1選手の出場上限は40半荘。
これを超えない範囲で自由に出場回数を決めることができます。
赤ドラありで、普通のフリー雀荘みたいなルール。
ウマが若干大きいですね。
※以下敬称略
いよいよ開幕戦!ド派手な展開に!
1回戦はかなりド派手な展開が待っていました。
起家からパイレーツ小林剛、フェニックス魚谷侑未、ドリブンズ園田賢、雷電萩原聖人の4名による開幕戦。
記念すべきMリーグ初アガリは園田!
中赤1で魚谷から2600の出アガり。
ここからド派手な展開が始まります。
萩原がラス牌の
を力強くツモり、裏を乗せてMリーグ初跳満!
持ってる男は違いますね!
大舞台に強い!
お次は魚谷がハネツモの萩原から5200の出アガリ。
魚谷も東場のうちに初アガリに成功。
Mリーグ初アガリを見せた園田がリーチをかいくぐって白・トイトイ・赤の満貫をツモ。
赤入り麻雀っぽい高打点が飛び交います。
ロボだけアガりなしで南入。
しかし、ここからロボの本領発揮となります。
南入早々、ドラ雀頭のサンメンチャンでリーチ。
こいつをあっさりツモって、何とウラ3!
6000オールとなります!
続く1本場、
切りのリーチでスジひっかけとなり、これに魚谷プロが放銃。
9600は9900。
このカンチャンもしっかりツモって2000は2200オール。
鳴いて1000点の男が、RTD2018ブラック独走のごとくメンゼン高打点を決め続けます。
またもや魚谷から仕留めます。
5800は6700。
この男に残り枚数は関係ありません。
山に残り1枚のをあっさりツモって4000は4400オール。
その点棒は70000点を超えました。
寿人棒(黒棒)が出た魚谷でしたが、小林の先制リーチに対して追っかけ、これを小林から一発で討ち取って意地を見せます。
小林の独走状態かと思われましたが…
1打目にドラを打つ小林。
これがどう出るのか。
親の園田がなんと5巡目にメンホン、發、赤をテンパイし、ドラタンキに。
出アガリ18000、ツモって8000オールの超大物手。
そこへ…
1巡目にドラを打った小林のもとへ、ドラが入ります。
当然これをツモ切りとし、手痛い放銃。
5巡目にこれは完全に事故でしょ!
こんなに早いとは、これはさすがに読めません。
さすがのロボもこの表情。
5巡目親ッパネで一気に逆転されました。
このアガリが決勝点となり、開幕戦は逆転でドリブンズ園田がトップ!
パイレーツ小林としては手痛い2着。
しかし、長い目で見た打牌選択をした小林としては、痛いは痛いですけど結果論です。
おそらくそんなに引きずることはないでしょう。
開幕戦を終えたポイント状況。
赤入り麻雀らしい超ド派手な開幕戦でしたね!
第2戦 萩原連投!それ以外はメンバー入れ替え
第2戦は、雷電の萩原が連投、それ以外はメンバーを入れ替えて始まりました。
起家から雷電萩原聖人、ドリブンズ鈴木たろう、フェニックス茅森早香、パイレーツ石橋伸洋。
まずはたろうの2000・4000からスタートしました。
赤を2枚使った気持ちのいいアガリ。
イッツーでヤミテンに構えた石橋が、萩原から5200は5500の出アガリ。
ここは確実にアガリにいくため、リーチにはいきませんでした。
第2戦は開幕戦と比べて大きな決まり手が出ないままオーラスへ。
トップ目のたろうから、ラス親の石橋が親マン直撃で逆転に成功!
ドラフトで最後の指名だった石橋が、初日にチーム初トップをもたらします!
安堵の表情を浮かべる石橋。
近年の調子の悪さを、このMリーグで晴らせればいいですね。
パイレーツとドリブンズがトップ2着で、パイレーツが首位。
雷電の萩原は、ハネツモスタートとなりましたが、その後は終始厳しい闘いとなってしまいました。
フェニックスは女流2名が苦戦。
まだまだ初日が終わったばっかり。
週に4回、こんな闘いが見れるなんて、幸せですね。