RTDは女流も激熱です!
AbemaTVで、第2回目大会となる『RTD ガールズファイト2』が放送されています。
各プロ団体の女流プロ16名が参加し、A~D卓に分かれて3半荘を行い、各卓上位2名が準決勝に進出。
予選で4位になると次回出場停止のペナルティがあるというこちらも本家RTDリーグ同様厳しい戦い。
こちらに出場した日本プロ麻雀協会所属の水瀬夏海が強い強い!
水瀬プロはいったいどんなプロなのでしょうか。
水瀬夏海プロフィール
出身地:京都府
獲得タイトル:第4回関西女流スプリント優勝・第11期麻雀女王
姉妹で日本プロ麻雀協会に所属。
姉は水瀬千尋で、関西女流スプリントの初代チャンピオン。
そんな姉を目標としている。
見た目は大人しそうで可愛いんですが、打ち筋は攻撃型。
正直これまで知らなかったんですが、ガールズファイト2を見てその打ち筋に惚れてしまいました。
RTDガールズファイト2予選で見せた攻撃麻雀
予選C卓に登場した水瀬プロ。
対局メンバーは起家から日向藍子プロ(最高位戦日本プロ麻雀協会B1リーガー)、岡田紗佳プロ(日本プロ麻雀連盟)、水瀬夏海プロ、魚谷侑未プロ(日本プロ麻雀連盟A2昇格)の4名。
北家の魚谷プロから先制リーチを受けます。
ドラを1枚使ったピンフをテンパイし、追っかけリーチに出ますが、魚谷プロの高目に放銃。
勝負での放銃なのでこれは仕方ないですね。
5200は5500の放銃。
お次は日向プロからシャンポン待ちでリーチが入ります。
リーチの一発目、ドラを引き入れてとりあえず筋の
を打って様子見。
無筋の
を行きます。
ドラドラでピンズがいい形になってきて、ここは勝負か。
またまた無筋を押します。
見事に追いつきました!
ノベタンで追っかけリーチ!
しかし、ここは日向がツモアガリ。
裏を1枚乗せ、1300・2600。
水瀬プロはチャンスはモノにできませんでしたが、しっかり勝負に出ています。
現在ラスで親の水瀬プロは、ドラタンキのヤミテンから最高のサンメンチャンに変化して先制リーチ!
ここはモノにできるか!
テンパイをした日向プロが水瀬プロへ放銃。
きれいなメンタンピンイーペーコーを決め、気持ちいい12000が決まります!
ここから反撃開始だ!
ドラ2枚使いのメンホンチートイツも見えましたが、ここは積極的に仕掛けていきます。
メンゼンだけではなく、積極的に動いていきますね。
シャンポン待ちでテンパイ。
しかし、周りからはドラ色のホンイツが見えているので、そう簡単には出ません。
打点は下がりますが、アガりを優先。
ドラを打ってサンメンチャンにとります。
この判断がどう出るか。
大正解!
ツモあがって2000は2200オール。
ラスからアガリを重ねてトップへ躍り出ます。
こうなると簡単!
裏を一枚乗せて2000・4000!
もはやダントツトップです!
強いですね。
オーラスも、この形から積極的に仕掛けて自ら終わらせようとするこの姿勢。
この攻撃的な打ち筋大好き!
これも仕掛け、雀頭のないイーシャンテン。
最後はオーラス親番の魚谷プロから討ち取ってトップ。
序盤は少し展開が厳しくなりそうな感じがしましたが、攻撃麻雀でそれをはねのけてトップをとりました。
この後、次の半荘ではラスを取ってしまいますが、最後の半荘はまたトップを取って、C卓1位で準決勝進出となりました。
解説の白鳥翔プロも、「佐々木寿人プロみたい」と評価。
「強いですね。」と、その強さを認めていました。
実績を積み上げてRTDリーグにも出場してほしいですね。
今後注目の女流プロです。