麻雀は、本当に素晴らしいゲームです。
自分の手牌の手順を考えることはもちろん、相手との駆け引きやリーチ判断、そして指先の細かい動き。
認知症予防にもなるということから、健康麻雀も流行してきているようです。
インターネット普及による映像対局が増え、プロ雀士の露出もどんどん高くなってきているし、先日のMリーグ発足に伴い、麻雀のイメージアップはこれからどんどん進んでいくでしょう。
しかし、以前から麻雀はダークなイメージが付きまとっていることは事実であり、そのダークなイメージの要因は賭け麻雀でしょう。
ヤクザみたいな男たちがくわえタバコで薄暗い部屋で麻雀を打ち、高額な金銭が動く。
負けたら殺されるとか、命懸けで麻雀を打つ。
勝つためなら手段を選ばず、様々なイカサマで相手を欺く。
そんな負のイメージがあるのは事実です。
こんなところで打ちたくないですよね!
この人も、若い頃はこんなところで打っています。
こんなダークなイメージを払拭するために、いろんな人たちが頑張っているのです。
賭け麻雀は違法
現在の日本国内では、賭け麻雀は違法です。
刑法第185条で、賭博が禁止されています。
賭博をしたものは、50万円以下の罰金又は科料に処する。
ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない。
賭け麻雀はこの賭博に該当するので、罰せられることになるのです。
ここで気になるのは、「一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない。」という文言。
判例・通説によると、缶ジュースや食事などが挙げられ、「これらの物を負担させるために金銭を支出させた場合、賭博罪を構成しない」ということです。
一方、金銭そのものは、一時の娯楽に供する物とはいえないという判例があり、これらのことを総合すると、やっぱり賭け麻雀は違法ですね。
いくらレートが低いからといって、現在の法律では全て違法ということになります。
多くのフリー雀荘は賭け麻雀を行っている
しかし、街に溢れている多くのフリー雀荘では、賭け麻雀が行われています。
最近ではノーレートフリーも増えてきていますが、それでも多くはオンレートとなっています。
賭け麻雀の摘発に関してはグレーな点が多く、本当のところはよくわかりません。
実際に僕は10年以上フリー雀荘に行っていますが、一回も摘発されたことはありませんし、周りでも聞いたことはありません。
しかし、過去に点5(1000点50円)の店が摘発された例もあるみたいですから、摘発されない可能性は0%ではないということですね。
漫画家・蛭子能収も過去に賭け麻雀で逮捕歴あり
漫画家の蛭子能収さんはギャンブル好きで有名ですが、過去に賭け麻雀で逮捕されています。
仕事帰りに行きつけのフリー雀荘で打っていたところ、警察のガサ入れが入り、当時店内にいた7人の客と7人の従業員全員現行犯逮捕されました。
レートはリャンピン(1000点200円)で、フリー雀荘としては高いですね。
9000円勝っていたらしいですが、金は没収されたそうです。
有名人ということやレートがリャンピンということもあり、警察も動いたという特殊な例ではないでしょうか。
でも、賭け麻雀ってそんなに悪いの?
賭け麻雀は法律で禁止されているのはわかりましたが、果たしてそんなに悪いことなのでしょうか?
依存症のリスクが高いとでもいうのでしょうか?
そんなこと言ったら、なんだって依存症のリスクはあるでしょう。
酒、パチンコ、競馬、その他もろもろ…。
実際、僕は点5の雀荘によく行きます。
ゲーム代350円、トップ賞300円。
収支を付けているのですが、479半荘打った僕の収支は、-67800P(敢えて単位はPとします)。
つまり、1半荘約142P使っていることになります。
考えてみてください。
半荘30分で終わるとして、一日5時間打ったら10半荘で、-1420Pですよ。
飲みに行った方がお金かかりますよね。
2時間で3000円とかかかるじゃないですか。
これに比べて半額以下で遊べるんですよ!
これのどこが危ないっていうんですかね。
パチンコや競馬のほうがよっぽど危ないですよ。
何が言いたいかと言うと、点5以下のレートなら全然危なくないし、ぜひとも合法にしてほしい!
そして、全然危なくない雀荘がいっぱいあるので、飲みにいく感覚でより多くの人が雀荘に行ってくれるようになったらうれしいと思います。
可愛い女の子とかもフリー雀荘にフラッと行けるようになってほしいですね。